ブースターケーブルの正しいつなぎ方|順番・注意点と自分で作業しない方がよいケース

車のエンジンがかからず、ブースターケーブルを使おうとしても、「どの端子からつなぐのか」「間違えたら故障しないか」と不安になる方は少なくありません。

ブースターケーブルは、正しい車両・ケーブル・接続場所を確認したうえで、決められた順番で接続する必要があります。

接続方法を誤ると、火花やショート、電装部品の故障、車両設定のリセットなどにつながるおそれがあります。車種によってはバッテリーへ直接接続せず、専用の救援用端子を使用する場合もあります。

この記事では、一般的なブースターケーブルの接続順序と取り外し方、自分で作業しない方がよいケースを解説します。

※実際の接続位置や作業手順は車種によって異なります。必ず車両の取扱説明書を確認し、判断できない場合は無理に作業しないでください。

接続場所が分からない場合は作業しないでください

一般的な12V車では、ブースターケーブルを次の順番で接続します。

  1. 故障車のプラス端子
  2. 救援車のプラス端子
  3. 救援車のマイナス端子
  4. 故障車の指定されたアースポイント

最後の黒いケーブルは、故障車のバッテリーのマイナス端子へ直接接続するのではなく、取扱説明書で指定されたアースポイントや、バッテリーから離れた未塗装の金属部分へ接続します。

ただし、ハイブリッド車、輸入車、アイドリングストップ車などは、接続箇所や注意点が異なる場合があります。

車種、電圧、接続場所のいずれかが分からない場合は、作業を始める前に専門業者へ確認してください。

接続場所や車種が分からない方は、作業前にご相談ください

車種・現在の症状・現在地をお知らせいただければ、最寄りのスタッフが対応いたします。



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Q1. 車のタイプを選んでください

Q2. 今の症状を選んでください

Q3. 電気はつきますか?

Q4. 最後にバッテリー交換した時期は?

Q5. 最近、エンジンのかかりが悪かったですか?

ブースターケーブルを自分でつながない方がよいケース

次のいずれかに当てはまる場合は、無理にジャンピングスタートを行わないでください。

  • バッテリーが膨らんでいる
  • 液漏れや異臭がある
  • バッテリーや救援車の電圧が分からない
  • プラス端子、マイナス端子、アースポイントを確認できない
  • ハイブリッド車や輸入車で、救援用端子の場所が分からない
  • ケーブルの被膜が破れている、断線している、クリップが破損している
  • 雨天、夜間、路上などで安全な作業場所を確保できない
  • 故障車と救援車を安全な位置に止められない
  • セルは回っているのにエンジンがかからない
  • 警告灯が多数点灯している
  • 一度復旧しても何度もバッテリーが上がっている

セルが正常に回っているのにエンジンがかからない場合は、バッテリー以外の原因も考えられます。

また、何度もバッテリーが上がる場合は、一時的にエンジンを始動できても、バッテリーの劣化や充電系統の不具合により再発する可能性があります。

ブースターケーブルをつなぐ前の準備

作業を始める前に、次の項目を確認します。

  • 故障車と救援車が同じ電圧であること
  • 両方の車が接触していないこと
  • AT車はシフトをPに入れること
  • MT車はシフトをニュートラルにすること
  • パーキングブレーキをかけること
  • ライト、エアコン、オーディオなどの電装品を切ること
  • 両方の車のエンジンを停止すること
  • ケーブルに破れ、断線、クリップの破損がないこと
  • 車両の取扱説明書で接続位置を確認すること

トラックなどには24Vバッテリーを使用している車両があります。電圧が異なる車同士を接続してはいけません。

ブースターケーブルの正しいつなぎ方

ここでは、バッテリーが上がった車を「故障車」、電気を供給する車を「救援車」とします。

1.故障車のプラス端子赤いケーブルをつなぐ

故障車のバッテリーのプラス端子、または車両指定の救援用プラス端子に、赤いケーブルのクリップを接続します。

プラス端子には「」の表示や赤いカバーが付いていることがあります。

2.救援車のプラス端子赤いケーブルをつなぐ

赤いケーブルのもう一方を、救援車のバッテリーのプラス端子へ接続します。

3.救援車のマイナス端子に黒いケーブルをつなぐ

黒いケーブルの片方を、救援車のバッテリーのマイナス端子へ接続します。

4.故障車の指定された金属部分に黒いケーブルをつなぐ

黒いケーブルのもう一方を、故障車の取扱説明書で指定されたアースポイントへ接続します。

指定場所が分からない場合は、バッテリーへ直接接続せず、作業を中止してください。

5.救援車のエンジンを始動する

4か所が確実に接続され、ケーブルがファンやベルトなどの回転部分に触れていないことを確認してから、救援車のエンジンを始動します。

6.故障車のエンジンを始動する

少し時間を置いた後、故障車のエンジンを始動します。

エンジンがかからない場合は、何度も連続して始動操作を繰り返さず、ケーブルの接続状態や車両の取扱説明書を確認してください。

ブースターケーブルの正しい取り外し方

故障車のエンジンが始動したら、ブースターケーブルを接続したときと逆の順番で取り外します。

  1. 故障車のアースポイントから黒いケーブルを外す
  2. 救援車のマイナス端子から黒いケーブルを外す
  3. 救援車のプラス端子から赤いケーブルを外す
  4. 故障車のプラス端子から赤いケーブルを外す

ケーブルを取り外す際は、クリップ同士を接触させないでください。

また、エンジン始動後はファンやベルトなどが動いているため、手、衣服、ケーブルを近づけないよう注意してください。

つないでもエンジンがかからない場合は、別の原因も考えられます
何度も始動操作を繰り返す前にご相談ください。現在地・車種・症状を確認し、応急始動、点検、交換のどれが必要かご案内します。


ブースターケーブルをつないでもエンジンがかからない原因

正しく接続してもエンジンが始動しない場合は、次のような原因が考えられます。

  • バッテリーの放電が進みすぎている
  • バッテリーが劣化・故障している
  • ケーブルの容量が不足している
  • クリップが端子へ正しく接触していない
  • 救援車との電圧が合っていない
  • セルモーターや発電機など、バッテリー以外に原因がある
  • 燃料や点火系統など、別の不具合がある

セルが勢いよく回っている場合や、ジャンピング後も変化がない場合は、バッテリー上がりではない可能性もあります。

原因が分からない状態でジャンピングを繰り返すのではなく、症状を確認できる専門業者へ相談してください。

エンジンがかかってもバッテリーの状態確認が必要です

ジャンピングスタートでエンジンが始動しても、バッテリーが完全に回復したとは限りません。

ライトや室内灯の消し忘れなど、一時的な放電であれば再充電によって使用できる場合があります。

一方、バッテリーの劣化が進んでいる場合は、エンジンを停止した後に再び始動できなくなることがあります。

次の症状がある場合は、バッテリーの点検または交換を検討してください。

  • 最近エンジンのかかりが弱かった
  • セルの回転が遅い
  • バッテリーを長期間交換していない
  • 短期間に何度もバッテリーが上がっている
  • エンジン始動後も警告灯が消えない
  • 一度エンジンを切ると再始動できない

プロへ依頼すると応急始動と点検をまとめて行えます

ブースターケーブルを使用するには、適切な救援車、車両に合ったケーブル、正しい接続場所、安全な作業スペースが必要です。

出張サービスを利用すれば、救援車やケーブルを自分で用意する必要はありません。

バッテリーサービスセンターでは、車が止まっている場所まで出張し、次の対応を行っています。

  • バッテリー上がりの応急始動
  • バッテリーの電圧・状態確認
  • 応急始動で済むか交換が必要かの確認
  • 必要に応じた出張バッテリー交換
  • 再発を防ぐためのアドバイス

ご自宅、職場、月極駐車場、コインパーキング、商業施設など、トラブルにあわれた場所まで駆けつけます。

バッテリー上がりの出張料金 | 出張サービスの内容 | 愛知県内の対応エリア

ブースターケーブルについてよくある質問

ハイブリッド車にもブースターケーブルをつなげますか?

ハイブリッド車でも補機バッテリー上がりに対する救援が可能な車種があります。

ただし、バッテリー本体ではなく、エンジンルーム内の専用救援端子へ接続する車種があります。接続方法は車種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。

故障車のマイナス端子へ黒いケーブルをつないでもよいですか?

一般的には、最後の黒いケーブルは故障車のマイナス端子へ直接つながず、取扱説明書で指定されたアースポイントや、バッテリーから離れた未塗装の金属部分へ接続します。

指定場所が分からない場合は、無理に接続しないでください。

ジャンピング後はすぐにエンジンを切ってもよいですか?

すぐにエンジンを停止すると、再始動できない場合があります。

ただし、必要な充電時間やその後の対応は、バッテリーの状態や車種によって異なります。エンジン始動後もセルが弱い、警告灯が消えない、再発している場合は点検を受けてください。

まとめ|接続場所が分からない場合は無理に作業しないでください

ブースターケーブルは、接続する車両の電圧、ケーブルの状態、プラス端子、マイナス端子、指定されたアースポイントを確認したうえで使用します。

基本的な接続順序は次のとおりです。

「故障車のプラス」
  ↓
「救援車のプラス」
  ↓
「救援車のマイナス」
  ↓
「故障車の指定アースポイント」

ただし、車種によって接続位置や手順が異なります。

ハイブリッド車や輸入車、接続場所が分からない場合、液漏れ・異臭がある場合、安全な作業場所を確保できない場合は、無理に作業せず専門業者へご相談ください。

愛知県内のバッテリー上がりは、最寄りのスタッフが出張対応します
車種・症状・現在地をお知らせください。応急始動で済むか、点検や交換が必要かを確認し、作業前に料金の目安をご案内します。

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