ジャンプスターターとは、バッテリー上がりが起きたときに利用できる小型の充電式バッテリーです。
今回はそんなジャンプスターターの選び方、機能などをご紹介していきます。
また、おすすめのジャンプスタートも3つほどご紹介していますので参考にしていただけれぱと思います。
バッテリー上がりに使えるジャンプスターターとは?
ジャンプスターターとは、バッテリーを充電するための持ち運びができる携帯型の充電器です。
バッテリー上がりといえば、救援車と繋げる「ジャンプスタート」があります。
そんなときに一人でもバッテリー上がり対策できるのが「ジャンプスターター」です。
一昔前までは、ジャンプスターターといえば大型のものばかりでしたが、現在はスマートフォンの充電も行えるモバイルバッテリー型があるなど小型化されてきています。
緊急時にも普段にも使えるジャンプスターターはお出掛けの際に載せておくと安心です。
ジャンプスターターのメリット
何よりジャンプスターターを持っていることでバッテリー上がりになったときに「いつでも」ジャンプスタートができることです。
先に解説したように「ひとりでも」バッテリー上がりを解決することができるので、緊急で使用しなければならないときに便利です。
また、あまり車に乗らない方であれば、ジャンプスターターを利用して停車中にバッテリーを簡単に充電させておくことも可能です。
ジャンプスターターのデメリット
ジャンプスターターはいわば、車用の充電器です。
スマートフォンのモバイルバッテリーを充電させておかなければ、使用できないのと同じようにジャンプスターターもいざというときのために充電しておく必要があります。
そのため、車のバッテリーを充電したらジャンプスターターも忘れないように充電しておくようにしましょう。
バッテリー上がりに使えるジャンプスターターの選び方
ジャンプスターターには、様々な種類があり、種類によっては乗用車に使えるもの、トラックに使えるものなど様々です。
また、スマホも充電できるタイプか、夜間作業に便利なLEDライトがついているタイプもあります。
ここでは、ジャンプスターターを選ぶ際におさえておくべきポイントをご紹介していきます。
乗用車用のボルト数になっているか
乗用車に搭載されているバッテリーは、12vになっています。
逆にトラックに搭載されているバッテリーは24vのものとなっています。
バッテリーの電圧とジャンプスターターの電圧が合っていないとバッテリーを充電したときにバッテリーを傷めてしまう可能性があります。
ジャンプスターターを選ぶときは、乗っている車のバッテリーがどのボルト数なのかを確認してから購入するようにしましょう。
電池の種類から選ぶ
ジャンプスターターに使用されている電池は主に下記のものとなります。
- リチウムイオン:小型かつ軽量。車種によっては使えない場合もある
- リチウムマンガン:電池としての安全性が高い。コスパ高め
- リチウムポリマー:小型なのにパワーがある。大型車両には不向き
- 鉛電池:価格が安く大容量。重みがあり、持ち運びには不向き
安全性や使いやすさを重視するのであれば、リチウムイオン型もしくはリチウムマンガン型のジャンプスターターを選ぶとよいでしょう。
大容量かつパワーを求めるのであれば、鉛電池もしくはリチウムポリマー型のジャンプスターターを選ぶようにしましょう。
アンペア数が適切か
カーバッテリーの電流量の目安は下記の通りです。
- 普通車…300A程度
- ファミリーカー(ワンボックスのような大きめの車)400A程度
- スポーツカーや外車など…700A程度
車に搭載されているバッテリーがどのくらいの電流量なのかによって変わりますので、バッテリーの電流量がどのくらいなのか事前に把握しておくとよいでしょう。
ちなみに電流量が車の規定に合っていないとバッテリーに繋いで充電したとしてもなかなかエンジンが始動しないことがあります。
必ず自身の車に搭載されているバッテリーと同程度のジャンプスターターを選ぶようにしましょう。
スマホ充電にも対応できるものだと一石二鳥
現在販売されているジャンプスターターのなかには、スマートフォンのバッテリーも行えるものがあります。
ジャンプスターターは、人によってはバッテリー上がりの際にしか使用しない人もいます。
ジャンプスターターも充電バッテリーなので、使わなければ機種によっては放電してしまうことがあります。
折角持ち歩くのであれば、スマートフォンも普段から充電できるタイプにすると普段使いも緊急時にも使えるのでとても便利です。
ワニ口クリップがむき出しになっていないか
「ワニ口クリップ」とは、ジャンプスターターに付属されているバッテリー端子を挟むところを指します。
いわゆるブースターケーブルの一部分になるので、ジャンプスターターには必需品となるところになります。
このワニ口クリップは、種類によっては金属がむき出しとなっているものもあったり、ブースターケーブルの先端まですっぽりとゴムで包まれているものもあります。
車の電装部分は、エンジンが停止している状態でも微弱な「暗電流」と呼ばれるものが流れています。
そのため、万が一バッテリー端子が電装品に当たってしまうと火花やショートを引き起こす可能性があるので大変危険です。
安全上の観点からもワニ口クリップは、絶縁体のゴム製のものでカバーしているものを選ぶようにしましょう。
プロがおすすめする!バッテリー上がりに使えるジャンプスターター3選
PHILIPS フィリップス ジャンプスターター
電子機器メーカーとして名高いフィリップスから販売されているジャンプスターターです。
12v用の車種に使えるだけでなく、芝刈機、スマートフォン、オートバイなど多くの車種に使うことができます。
また、LEDライトも搭載されているので夜間の作業も快適に行うことも可能です。
値段は少し高めになりますが、メーカーブランド、機能性を考えると持っておいて損はないかと思われます。
(Amazonより引用)
Arteck ジャンプスターター
コスパ的にもおすすめなのが「Arteck ジャンプスターター」です。
リチウムイオンバッテリー型ながらも800mAのパワーがある充電器になります。
車だけでなく、ディーゼル車などにも使うことができるので、クルマ以外のバッテリー充電にも便利です。
最大20回程度のジャンプスタートを行うことができるほど容量が大きいのも特徴です。
こちらもLEDライト、スマートフォンの充電機能が搭載されています。
(Amazonより引用)
BUTURE ジャンプスターター
「スマート、速い、使いやすい」をキャッチコピーがあるように、ジャンプスタートが始めての方でも使いやすい機能が満載です。
様々な保護機能が搭載されており、過充電防止、逆電流防止といった機能があるので安心して使用することができます。
LEDライトは4種類ほどあり、シーンに合わせて使い分けられるようになっています。
安全面に考慮したジャンプスターターなので、始めて購入する方におすすめです。
(Amazonより引用)
ジャンプスターターの使い方は下記の記事をご覧ください。
【関連記事】バッテリー上がりを自分1人で直す方法|様々な充電グッズを装備して緊急時に備えよう!
まとめ
今回は、ジャンプスターターについて解説していきました。
救護車両を使うジャンプスタートに比べて簡単に行うことができるジャンプスターター。
ただし、ジャンプスターターを使用しても車が作動しないときはロードサービスや専門業者に相談することをおすすめします。
カーバッテリーセンターでは、こうしたバッテリーに関するお悩みをお気軽に承っております。
是非何かトラブルがございましたら、お気軽にご相談ください。