「直したばかりなのにまたバッテリーが上がった!自分で交換できないかな」
「バッテリー上がり?応急処置はどうすればいいの?
といった悩みや疑問はありませんか?
バッテリーの応急処置と聞くと、むずかしそうに感じてしまいますよね。
車を購入したディーラーや整備工場でバッテリーの交換や修理を行うイメージですが、実は自分で応急処置が誰でもできるのです。
今回はバッテリー上がりの応急処置について解説します。
応急処置の方法やバッテリー上がりの前兆を見極めましょう。
目次
困った!バッテリー上がりの応急処置と直し方
バッテリー上がりは突然起こるので誰しも困ってしまいます。1日の予定が台無しになるなど、がっかりしてしまいますよね。
バッテリー上がりの応急処置を知っていれば、誰でも対応可能です。
ひとりで対応が難しいならロードサービスを呼ぶ
「車にくわしくない、不安に感じる」などひとりで対応がむずかしいと感じるならロードサービスを利用しましょう。
ロードサービスは任意の自動車保険に付帯している場合があります。
保険会社によって100%無料で対応してくれる場合もありますが、付帯していないこともあります。また対応回数に制限がある場合もあるのです。
小さい文字で読みにくいですが、保険証券と一緒に送られてくる保険内容の説明や、ホームページなどで確認しておくと安心です。
またJAFに加入しているなら利用するのもひとつの方法。あらかじめ問い合わせておくとよいでしょう。
協力してもらえるなら救援車を依頼する
第三者に協力をたのめるのなら、救援車を依頼しましょう。
バッテリー上がりを起こした車と救援車は同じ電圧が好ましいです。軽自動車や普通乗用車の場合12Vが一般的なので目安にしましょう。
ただしバッテリー上がりを起こした車がガソリン車の場合、ハイブリッド車を救援車にはできません。というのもバッテリーの種類が違いますしケーブルをつなぐと負担がかかりすぎて、トラブルや故障の原因になってしまうからです。
ハイブリッド車がバッテリー上がりを起こした際は、ガソリン車でもハイブリッド車でも救援車になれます。
ひとりでできるならバッテリー用の充電器を使う
ひとりでバッテリー上がりの応急処置が可能なら、バッテリー用の充電器を利用するのもひとつの方法です。
軽自動車を含む普通乗用車は12Vが一般的。充電器が対応しているかパッケージなどを確認して購入しましょう。
バッテリーの交換をしてもらう
バッテリーの経年劣化が原因と考えられる場合は、バッテリーの交換をしてもらいましょう。カー用品店で買い求めたり通信販売を利用したりするのもひとつの方法です。
ただ自分でバッテリーの交換をする際は、車内で保持しているデータがリセットされる場合もあります。たとえば時計やラジオ、カーナビゲーションやアイドリングストップ機能など初期状態にもどってしまうのです。
またつなぎ方を間違えるとショートする恐れもあります。
バッテリーは小さいですがかなり重たいため取り扱いにも十分な注意が必要。慣れないうちはプロの修理業者や整備工場などを利用して交換してもらいましょう。
応急処置後のバッテリーはずっと使える?
バッテリーが上がってしまっても応急処置をすればいつものように走れます。一見するといつもと同じように走っているようにも見えますが、実は早く交換した方がよいのです。
というのもバッテリー上がりが起きてしまったのは、バッテリー本体に少なからず問題があるからです。
頻繁に車に乗ることがなく、いつバッテリーが上がったのかわからない状態だとバッテリーの機能が著しく低下してしまいます。
バッテリーの交換は早めに交換しておくと安心です。
くわしくは下記の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
バッテリー上がりはなぜ起こる?
ひとたび起これば面倒なバッテリー上がり。バッテリーが上がってしまう原因を知っていれば上手に対応することも可能です。
バッテリー上がりの主な原因は以下のとおりです。
- ヘッドライトや室内灯の消し忘れ
- 車を走らせないことで日頃から十分に充電できていない
つまりバッテリーが十分に充電されないのに、消費電力や自然放電が上回ったのでバッテリーが上がってしまったのです。
バッテリーを充電させるには車を走らせることが大切。というのもエンジンの回転を利用して発電機(オルタネーター)が、車を動かすのに必要な電力をつくるからです。
つくられた電力はエンジンをかけるスターターや、ヘッドライトなどへ優先的に配分されます。余った分がバッテリーへ蓄電されるのです。
車を走らせることが少ない状態では十分な発電ができないため、消費電力が上回ってしまいバッテリー上がりを起こします。
車を走らせることが少ない状態では十分な発電はできないため、消費電力が上回ってしまいバッテリー上がりが起きます。
このような症状はバッテリー上がりの前兆かも
突然起こるバッテリー上がりですが、実は「もしかしたらバッテリー上がりの前兆かも?」といった症状が見受けられます。
どのような症状があるのか確認しましょう。
ヘッドライトや室内灯が暗く感じる
夜に車を走らせているとヘッドライトや室内灯が暗く感じることはありませんか?いつもより暗く感じる場合、バッテリーへ十分な電力が蓄えられていない恐れも考えられます。
充電が十分にされている状態なら故障や劣化していないかぎり、ヘッドライトや室内灯は明るいはずだからです。
一昔前とは違ってハロゲンライトではなく、現在はLEDライトが主流。まぶしいと思うほど明るいのが一般的なのです。
ウィンカーの点滅が遅い
ウィンカーにもバッテリーから電力が供給されています。周囲に方向や停車などを知らせるためにウィンカーは必須ですが、バッテリーに十分な電力が蓄えられていないと点滅が遅くなったり明るさが足りなくなったりします。
乗車前の点検で確認できるので、面倒でも点検する癖をつけておくと安心です。
エンジンが勢いよくかからない
バッテリーの充電が不十分な状態では、エンジンも勢いよくかかりません。「キュルキュル」といった音はするものの、なかなかかからないこともあります。
逆にバッテリーが十分な状態でエンジンがかからない場合は、故障や不具合が考えられるので、ディーラーや整備工場で確認してもらいましょう。
アイドリングストップの回数が減った
アイドリングストップは停車時にエンジンが止まり、発進時にエンジンがかかる仕組みです。環境などに配慮したシステムですが、頻繁にエンジンを切ったりかけたりを繰り返すためバッテリーへの負担は計り知れません。
というのもエンジンをかけるときは少なからずバッテリーが蓄えた電力を消費するからです。信号の少ない山道や空いている高速道路とは違い、混雑しがちな都心の一般道ではストップ&ゴーを繰り返すばかり。
バッテリーへ相当な負担がかかっているため、アイドリングストップの回数が減ってきたらバッテリー上がりの前触れと考えましょう。
車のことはよく知らないと不安ならプロの修理業者に相談
バッテリー上がりの応急処置は誰でも可能です。手順さえ間違わなければバッテリーの交換もDIYできます。
ただ車のことをよく知らないとどうしたらいいのかわからなく、途方にくれてしまいますよね。
そのようなときはぜひ弊社にご相談ください!車のことをよく知り尽くした私たちなら、バッテリー上がりの応急処置も迅速に対応できます。
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