「先日交換したばかりなのに、バッテリー上がり!充電して再利用できる?」といった疑問はありませんか?
バッテリー上がりを起こしてもできれば買い替えずに済ませたいですよね。
交換したばかりでも実はバッテリー上がりを起こす可能性があります。
今回はバッテリー上がりを起こしたら充電して再利用できるかについて解説します。
充電方法を理解すれば、不意のバッテリー上がりに対処できますよ。また合わせてバッテリーの正しい処分方法についてもご紹介します。ぜひ最後までご一読ください。
バッテリー上がり!充電して再利用はできる?
不意のバッテリー上がり。「なんで?」という気持ちになってしまいますよね。バッテリー上がりを起こしてしまったとき、充電して再利用は可能なのか解説します。
バッテリー上がりは自然回復しない
バッテリー上がりは放置していても自然回復しません。というのもバッテリーに充電される電力をつくるのは、エンジンについているオルタネーター(発電機)だからです。オルタネーター(発電機)を動かすにはエンジンを動かす必要があります。
つまりエンジンがかからなければバッテリーへの充電ができないのです。
一度バッテリー上がりを起こすと以前のようには使えない
バッテリー上がりを一度でも起こすと以前のように使えません。というのも性能が落ちてしまうからです。
バッテリーは銅板とバッテリー液(希硫酸)の反応で電力を供給したり蓄えられたりします。バッテリーが上がってしまうと銅板は痛み、バッテリー液の状態も悪くなってしまうのです。
バッテリーの寿命やバッテリー本体の故障そのものがバッテリー上がりの理由であれば、充電し再利用可能な場合もあります。
たとえばバッテリー上がりの状態であってもすぐに気づき、充電をすれば銅板が痛むことも少なくバッテリー液の劣化も最小にとどめられ、復活の可能性が高いのです。
2年以上経過したバッテリーの場合は、充電しても以前のような性能が見込めません。速やかに交換することをおすすめします。
バッテリー上がり時の充電方法
いざバッテリー上がりに遭遇してしまうと慣れていない方は気が動転してしまうことでしょう。何をどうしたらよいのかわかりにくいからです。
ここからはバッテリー上がり時の充電方法について解説します。
手軽に充電できるのは車を走らせること
バッテリーへ電力を蓄えておくには、エンジンを回転させオルタネーター(発電機)による発電が必要です。
車を走らせることでエンジンが回転し、オルタネーターが作動する仕組み。時速はおよそ50kmで30分ほど定期的に車を走らせることで十分な充電が可能です。
車のエンジンだけをかけるアイドリングでも充電は可能ですが、効率はよくありません。またアイドリングは長時間エンジンをかけっぱなしにするため、騒音などの心配もあります。できれば車を走らせた方が無難です。
市販のバッテリー充電器を使用する
カー用品店などで市販されている充電器を使用する方法です。充電器によって仕様が異なるため、取扱説明書をよく読んで実行しましょう。
基本的に一般車であれば12Vの充電器で問題はありません。不安なようでしたら車種を伝えて店員にピックアップしてもらうと安心です。
整備工場・ディーラー・ガソリンスタンドなどでメンテナンス
手元に充電器がない場合、また操作に不安がある方におすすめなのが、整備工場やディーラー、ガソリンスタンドでのメンテナンスです。
その道のプロがメンテナンスすれば安心できますよね。
一般的な定期点検や車検時の点検などにも、バッテリーに関する点検が含まれています。
番外編:バッテリーの交換をする
「車を走らせるのも、充電もめんどう……」と思われる方もいらっしゃることでしょう。また定期的な点検も煩わしいため、点検などは車検のときだけという方も決して珍しくありません。
そんな方におすすめなのが車検時のバッテリー交換です。車検時に整備士に相談してみましょう。
古いバッテリーの正しい処分方法
最近ではネット通販でバッテリーも購入できる時代です。店舗に出向くことなく購入できるのは最大のメリットですよね!
通販やカー用品店でバッテリーを買い求め自分で交換する場合困るのが、古いバッテリーの処分です。ここからは正しいバッテリーの処分方法について解説します。
バッテリーを自治体で回収できない理由
「バッテリーは自治体の粗大ゴミにでも出せば大丈夫でしょう?」と思われるバッテリー。実は自治体では回収できないのです。
というのもバッテリーにはバッテリー液(希硫酸)や金属(銅板や鉛)が含まれているからです。一般的に自治体では危険物と指定しています。バッテリーを処分したい場合は自治体以外に依頼するのが一般的です。
廃品回収業者に引き取ってもらう
地域によっては廃品回収業者の訪問回収がある場合もあります。回収業者によって差はあるものの、無料から数千円で引き取ってもらえるため便利です。郵便受けに不用品回収業者からのチラシが入っていたら、取り置いて連絡してみるのもひとつの方法です。
また時々トラックなどで廃品回収業者が地域を回っている場合もあります。上手に利用するとよいでしょう。ついでに不用品も引き取ってもらうとよいかもしれませんね。
カー用品店などで引き取ってもらう
一部のカー用品店でもバッテリーを引き取ってもらえます。お近くのショップに問い合わせてみるとよいでしょう。
またカー用品店でバッテリーを交換すれば、古いバッテリーをそのまま引き取ってもらえる場合があります。あらかじめ問い合わせて行くと安心です。
通販で回収可能な場合もある
大手通販サイトではバッテリーを引き取るサービスが販売されています。着払いの宅配便伝票が自宅に届くので必要事項を記入し、自分で用意した箱に古いバッテリーを入れるだけです。あとは宅配業者に連絡して集荷してもらうか、もしくは自分で宅配の営業店に持ち込むだけで完了です。
ただ重たいバッテリーを自分で箱に詰めたり、営業店に持ち込んだりするのは万が一落としてしまった場合危険なため注意しましょう。
バッテリー上がりは自己判断せずまずはプロに相談:まとめ
バッテリー上がりを起こしてしまうと残念な気持ちになり途方にくれてしまいます。車の扱いに慣れていれば問題ないことでも、慣れていないと不安になってしまいますよね。
バッテリーが上がってしまうと自然回復は見込めません。
バッテリー上がり時の充電方法として以下の方法が代表的です。
- 手軽に充電できるのは車を走らせること
- 市販のバッテリー充電器を使用する
- 整備工場・ディーラー・ガソリンスタンドなどでメンテナンス
- 番外編としてバッテリーの交換をする
バッテリー交換はDIYでも知識があれば可能です。その際古いバッテリーは正しく処分しましょう。
バッテリーは自治体では危険物扱いなので回収しません。というのもバッテリー液(希硫酸)や金属(銅や鉛)が含まれているからです。
- 廃品回収業者に引き取ってもらう
- カー用品店などで引き取ってもらう
などを利用しましょう。
また通販で回収可能な場合もあるので調べてみるのもひとつの方法です。
不意のバッテリー上がりでお困りの場合は、弊社にご連絡ください。
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